• 躍進した国会議員のガッチリタッグ

  • 街頭で労働相談も

  • 戦争反対の声を草の根から

  • 国政へも声を届けます

  • 災害募金にも取り組んでいます

  これまで私が働いた職場には違法労働が少なからずありました。

  例えば転職2社目のIT系業務請負会社では、実際は偽装請負のうえ、中間搾取率がすさまじかったのを覚えています。私の会社は4次下請けで私が元請けの現場で仕事することに対して元請けが下請けへ支払っている代金は月100万円にもかかわらず、私の月給は25万円だと知って愕然としました。のこり75万円は間に入っている3つの会社が搾り取っていたわけです。

 転職3社目のITベンチャー企業では、最初の契約と労働実態がかけはなれた、あまりにもひどい現実に直面しました。

 まずは労働時間です。始業時間が8時で終業時間は5時と入社時に説明を受けたのですが、全く仕事がおわりません。定時の終了時間が早い分、サービス残業が他の会社より多くなり、わずか数か月で体がボロボロになりました。さらに、タイムカードがない、社員教育もなく業務上の方針もまともに打ち合されないまま外に出される、パワハラがある。もうメチャクチャでした。

力をあわせれば必ず変えられる-労働組合の結成と戦い

 そのITベンチャー企業で、あまりにもひどい働かされ方に「…もう辞めよう」と思い始めたその時です、「この会社ちょっとおかしくないですか」と話してきた同僚がいました。彼は、2・3歳年下で所帯(奥さんと子ども)がいるにもかかわらず、年収240万円でした。会社はボーナスも残業代も出さず、月給20万円のみで働かせていました。自宅に冷蔵庫が無いことを自嘲的に話す彼に、 「一人だけとっとと辞めるわけにはいかない」と、組合を立ち上げてたたかう決意を固めました。

 JMIUという労働組合に相談し、先ほどの仲間と数人で労働組合を結成、何度も学習会をおこない、社員の過半数まで組合員を組織しました。組合を公然化した後はタイムレコーダーを導入させる、サービス残業代・不当な賃下げ分を支払わせるなどの成果を勝ち取りました。一方で、陰湿ないやがらせもあり、朝礼時に名指しで吊し上げをされる、社長が目の前にきて睨みつける、ひどいのは「トイレに行くときにはタイムカードを押せ」という命令でした。さすがに、職員から反対の声が上がり、朝の10時~10時15分、午後3時~3時15分とお昼時間はタイムカードを押さずにトイレに行けることを認めさせました。

 最終的に、組合員は私一人になり、辞めざるをえなくなったのですが、私が辞めた翌日に、トイレ-タイムカード制度はなくなったそうです。

 人事権や立場を利用し労働者を不当で無法な働かせ方をさせるこうした悪質な経営者は絶対許せない。けれど、みんなで力を合わせれば必ず打開できる方法はある。この経験を通じて実感したことです。